転進堂 / outsidervoice
  • こんにちは
  • 経歴と分野
  • 企画制作例
  • お問合せ
  • やさしさドリヴン?
  • インポッシブルリスキラー

『生きかた上手』がミリオンセラーに
著者日野原重明が超有名人に
老人本ブーム到来

狙い:若者にも期待される老人のモデルをつくる。
2001年12月、「90歳を越えた医師からの贈りもの」というキャッチコピーで発刊された単行本『生きかた上手』。
翌年2月、16歳の小林くんという高校生から愛読者カードが届きました。
最近元気のなかった祖父母にプレゼントしたくて、この本を購入しました。
ちょっと気になって渡す前に読んでみました。
僕は、長生きしたくないと思っている若者のひとりですが、少しだけ長生きしてみたくなりました。
これは、本の広告(電車中吊)に使わせていただいた部分です。

中吊広告によってベストセラーランキングのトップ3に入ってきました。日野原先生の密着取材が情報番組で行われました。この本を買った若者たちを取材した番組が作られ、大きな反響のため再放送されました。みのもんたさんの番組に出演した日野原先生は、90歳を超えていることを忘れさせる絶妙な掛け合いを披露しました。
​
本は月間ランキングトップを続け、ミリオンセラーとなり、著者
はコアな層に知られている人から国民的有名人へ。そして老人本ブームが到来。今は、老人本などとわざわざ呼ぶまでもなく普通のことですね。
​
​ところで、小林くんは、お元気でしょうか? また会いたいな。
『生きかた上手』2002年年間ベストセラー3位

まだミリオンセラーを生んだことのない大手出版社がいくつかあった時代。単行本出版経験がほとんどない小さな出版社からミリオンセラーが誕生。そして、

日野原重明『生きかた上手』好調で「老後本」が続出


私はマーケティング全般を担当しました。広範かつ独自のマーケティング。様々なコンテンツ制作の現場経験が活きました。合わせて、日野原先生翻訳の絵本の下訳もやらせていただきました。これくらいの経験ができれば、以後仕事上で何も起こらなかったとしてもOKかなみたいな、お腹いっぱいになった出来事でした。

日野原先生が国民的有名人になることにかなり貢献できたと自慢したい一方で、先生はそうなるべくしてなられたということも強く思っています。次の世代のための実験台としての自分を意識しながら生きていた、明らかに特別な頭脳と人格の人でした。
画像
22>
画像
現実を多少奇跡に近づけるべく・・・
  • こんにちは
  • 経歴と分野
  • 企画制作例
  • お問合せ
  • やさしさドリヴン?
  • インポッシブルリスキラー