TONEを考える時に、このことが頭に入っていると、横道に逸れなくて済むような気がします。
陰あるいは陽で攻め切ることにも興味は湧きますが・・・それで嘘っぽくならない場合はおそらく、表現していない陽なり陰なりが感じられるようになっているのだと思います。 「トーン・アンド・マナー」という割と広まっている言い回しは、決まり事から外れるなみたいな風紀委員的あるいは検閲的な雰囲気を持っていますので、何かを生み出すためには忘れた方がいいと思います。
広告戦略は、要は、何をどのように表現するかということですが、「どのように表現するか」を担うのがTONEです。もちろん「何を 」も重要ですが、それが人々の心に沁みるかどうかはTONEにかかっているわけです。 自分の行動に影響を与えたような気がする音楽を思い出してみれば・・・
ということで、みんな大変そうなこの世界に必要な、というか、自分が気持ちよく生きていく支えになるようなTONEを(音楽に限らず)探してみようと思います。 TONEについていろいろと、気楽に考えを巡らせながら。 |